八代市の知学館ゼミナールblog

東京大学、旧帝大医学部にも現役合格者を輩出する八代市の大学受験専門塾

カテゴリ: 八高・八中に関すること

 知学館ゼミナールのほとんどは中進生で、高3高進生(八代中学校以外から八代高校に進学した生徒さん)は例年1~2人程度です。

高進生からの問い合わせは毎年あっていたのですが、高進生と中進生との数学進度差が9カ月~12カ月もあることから、申し訳ないなと思いながらも受け入れできない状態でした。

しかし、今年は映像授業で数学進度差を埋めてもらうようにすることで、高進生も知学館ゼミナールの授業に参加しやすくしています。

そのため今年は高進生(高3生・高2生)が
例年より増えていて、高進生から学校の授業進度について話を聞く機会が増えました。

 今年の理系コース高3高進生は、1学期中間考査後にようやく数Ⅲ微積分法に入るようです。

数Ⅲ微積分法は難易度が高くボリュームもあり、入試での配点もかなりあります。

そんな重要な単元にまだ入ってすらいない、
進学校を自称する高校でここまで進度が遅い学校を私は知りません。

ちなみに中進生は、学校で
高2の4月途中に数Ⅲ微積分に入って2月に同単元を終えました。

それと比べると、高3高進生は1年以上の遅れています。

なんでこんなことになっているのか、不思議でなりません。

 学校の方もこれから急いで数Ⅲ微積分法を終わらせにかかるはずですが、理解できなくてついていけない生徒さんが続出することでしょう。

今年の高3高進生は、自分で数Ⅲ微分法を進めるなどして遅くとも8月末までには同単元を終わらせるなどしないと、大変なことになると思います。

ちょっと宣伝ぽくなりますが、当塾が導入している映像授業「@will (アットウィル)」で今から数Ⅲ微積分に取り掛かれば、8月末までには数Ⅲ微積分を終わらせることが可能です。

理解できない点があっても、数学専門に指導している私が常駐しているので、すぐに解決できます。

高3高進生の皆さん、大変でしょうが、頑張ってください。

※ 2024.4.8に一部訂正して更新

 当塾の生徒さん達が通う八代高校では、高2進級時に特進クラスが1クラスだけ編成されます。

昨日の高3特進クラスに続き、今日は高2特進クラスについてです。

 高2特進クラスは、同クラスを希望する生徒さんの中から高1の2学期定期考査と模試の成績をもとに選抜されます。

 今年は、例年と異なる点が2つありました。

1つめは、特進クラスを希望する生徒さんが例年より多かった点です。

例年なら特進クラス希望者は定員の1.5倍くらいだと聞いていますが、今年は特進クラス希望者が定員の2倍近くいたそうです。

2つめは、特進クラスにおける中進生の割合が下がった点です。

例年なら、特進クラス定員40名のうち中進生が25名~30名で高進生が15名~10名ぐらい、このように中進生が結構な割合を占めていました。

しかし、今年の高2
特進クラス41名のうち中進生が22名で高進生が19名とのことで、中進生の割合が大きく下がりました。

八代中学校入学後に部活に熱中して勉強しなくなる中進生が年々増えているので、こうなるのは必然のような気もします。

 知学館ゼミナール高2クラスの生徒さんは、編入予定の生徒さんを除くと、全員が中進生です。

理系コースの塾生全員が高2特進クラスに選抜されたため、
高2特進クラスの中進生の半数近くを知学館ゼミナールの生徒さんが占める状況になりました。

 国立大学進学を目指す八代高校の生徒さんには、特進クラスに進むことを強く薦めます。

しかし、特進クラスに入れても学力的に熊本大学へ進学できるのは何とか上位25名くらいまで、それ以外は同大学に届かない可能性の方が高いので、勉強の手を緩めては絶対にいけません。

国立大学進学を目指す中学生~新高1生の皆さん、参考にしてください。

※ 2024.4.8に一部数字を訂正して更新

 当塾の生徒さん達が通う八代高校では、高2進級時に特進クラスが1クラスだけ編成されます。

ほとんどの生徒さんは、そのまま卒業まで特進クラスに在籍します。

しかし、
高3進級時に成績不振の生徒さん数名が特進クラスから普通クラスに移り、同数の生徒さんが普通クラスから特進クラスに移ります。

例年3~5名が移動するようですが、今年は特進クラスから普通クラスへ移ることになった生徒さんが10名と大幅に増えた(10名中8名は中進生)そうです。

その結果、新高3特進クラス約40名のうち、中進生(八代中学校からの八代高校進学者)が減って23名程度に、高進生(八代中学校以外からの八代高校進学者)が増えて17名になったそうです。

当塾では1名が普通クラスから特進クラスに移ることになり、最終的に新高3特進クラスの中進生の半数超が当塾の生徒さんということになりました。

特進クラス全体でも、4割近くが当塾の生徒さんです。

 普通クラスからでも難関大学や国立大学へ進学することは可能です。

実際、2024入試でも当塾の生徒さん3名が普通クラスから国立大学(九大・鹿大・長崎大)に現役合格しています。

しかし、これまで多くの生徒さん達から聞いた話からすると、やはり特進クラスの方が受験勉強に取り組みやすい環境のようです。

授業レベルも特進クラスの方が高く、普通クラスの授業レベルでは熊本大学以上の
国立大学進学はなかなかに大変というのが私の感想です。

国立大学進学を目指す中学生~新高1生の皆さん、参考にしてください。

 当塾の生徒さん達が通う八代高校では、高2進級時に特進クラスが1クラスだけ編成されます。

ここ数年は、
同クラスの3分の1~4分の1 (高3時は2分の1~3分の1) を当塾の生徒さんが占めています。

 高2特進クラスで配られた学級通信を生徒さんに見せてもらったところ、11月に実施された高2進研模試の八代高校特進クラスの成績(平均点偏差値)を、熊本高校・済々黌高校と比較した資料が掲載されていました。

それには、熊本高校・済々黌高校について「1年後最大のライバルになる学校です。」と記載されていました。

2023入試で地元の熊本大学に最も多くの合格者を輩出したのは熊本高校で、次が済々黌高校です。

熊本高校と済々黌高校が八代高校のライバルと言えるかどうかは?ですが、上記2校は八代高校の高2特進クラスの生徒さん達が1年後に競い合わねばならない相手である、このことは確かです。

 上記資料によると、八代高校特進クラスは、数学・英語・化学で済々黌高校を上回っていました。

国語は同点、物理では下回っていましたが、これらは私の予想と概ね一致していました。

一方、八代高校特進クラスは、
化学のみ熊本高校を上回っていましたが、他の科目すべてで熊本高校を下回っていました。

 ちょっと悔しいので、当塾に通ってくれている八代高校特進クラスの生徒さん達と熊本高校の数学の平均点を、比べてみました。

結果は全くの同点、引き分けでした。


熊本高校は、2023国公立大学の医学部医学科合格者数で公立高校1位となるなど、全国的に有名な進学校です。

熊本高校を上回れなかったのは残念ですが、日本有数の進学校と引き分けたのですから、嬉しくもあります。

 生徒さん達によると、今年の八代高校2年生は近年の中で学力的にかなり厳しい学年らしいです。

学校の先生達が言っているらしいので、学年全体としては確かにそうなのでしょう。

しかし、知学館ゼミナールに通ってくれている生徒さん達が自習室で頑張っている姿を見ていると、必ずしもそうとは思えない気もしています。

高2生が受験に挑む1年後、楽しみです。

 八代高校では、高2進級時に特進クラスが1クラスだけ設けられます。

しかし、入塾説明面談時に参加してくれた八代中学校の保護者の中に、この特進クラスの存在について全く知らないという方が少なからず見受けられました。

当塾の生徒さん達は特進クラスに進む割合が高いため、この特進クラスについて簡単に記しておきます。

 特進クラスが設けられるようになったのは、5~6年くらい前からです。

旧帝大・東工大・一橋大・神戸大などの難関大学や医学部医学科を志望する生徒さん達から特進クラス希望者を募り、その中から定期考査と模試の成績を参考に選抜されます。

ただし、八代高校から上に挙げた大学に現役合格できるのは、直近数年の平均で10名に届きません。

そんなことから、実際の特進クラスには、広島大学や熊本大学などを志望する生徒さんも多数在籍しています。

 このように、学校が想定する特進クラスの生徒さんと実際に在籍している生徒さんには、大きな乖離があります。

しかし、八代高校の成績上位者が集まるクラスなので、特進クラス在籍者の勉強に対する意識はかなり高いです。

また、同クラス上位者の学力は、県内トップの進学校にも負けていません。

 特進クラスに在籍していた今年の知学館ゼミナール高3卒塾生で国立大学を受験したのは17名、このうち16名が熊本大学医学部医学科や九州大学、横浜国立大学、広島大学などの国立大学に現役合格しました。

国立大学現役合格率94%、志願者倍率が3倍近い国公立大学入試でこの合格率は、驚異的な高さです。

やはり特進クラスで切磋琢磨した生徒さん達は、強いです。

 勉強する意欲が希薄な生徒さんには、特進クラスを薦めません。

しかし、勉強する意欲のある生徒さんには、旧帝大などの難関大学志望でなくても、特進クラスに進むことを薦めます。

今年の高3卒塾生の特進クラス在籍者も、口を揃えて「特進クラスに入って良かった」と言っていました。

参考にしてもらえればと思います。




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