八代市の知学館ゼミナールblog

東京大学、旧帝大医学部にも現役合格者を輩出する八代市の大学受験専門塾

カテゴリ: 思うこと

 八代中学校・八代高校で八代中学校入試の合否判定会議があったらしく、生徒さん達は午前中のみ授業があったそうです。

しかしながら共通テスト前日のためか、高3生は直前講習の申し込みに来てくれた数名のみ、自習する高3生の姿はありませんでした。

そのかわり、今日は授業日でなかったにもかかわらず、高2生の姿が目立ちました。

映像授業『@will (アットウィル)』の受講や自習など、生徒さん達は集中して勉強していました。

受験生であるとの自覚が出てきたのかな?

 さて、八代中学校の入試の話です。

今年は募集定員70人対して128名が受験、倍率は1.83倍だったそうです。

以前、八代中学校1期生に同中受験の際にどのような勉強をしていたか尋ねたことがあります。

「小6夏休みから塾に通い始めて受験対策をした」という生徒さんが多かったのですが、中には「直前に塾の講習会に参加しただけ」「1カ月前に親が買ってきてくれた対策本をやっただけ」という生徒さんも結構いました。

今では考えられないくらい本当にのどかな中学入試でした。

 入試を終えた小学生に、読んで欲しい記事を紹介します。

「中学受験終え、今何してる?」(PDFファイル)

以前にも紹介したのですが、中学受験を終えた首都圏の小学生がどのように過ごしているかについて書かれた記事です。

ぜひ目を通して欲しいなと思っています。

 八代市のある学習塾が、中学校との間に起った出来事について、YouTubeに動画を投稿されています。

動画はコチラです。

『八代市内の中学校から受けた誹謗中傷について記録に残すために動画にしました。』

『ちょっと学校とガチバトルしてて……』

この出来事は、学習塾に通う生徒さんが中学校の部活動で理不尽な対応をされたことから始まったそうです。

動画では、学習塾と中学校の間のやりとりや、学習塾に通う生徒さん達がその中学校から受けた対応などが語られています。

動画の学習塾は主に高校受験をサポートしているようなので、動画に登場する中学校は八代中学校ではなさそうです。

 部活の運営については様々な意見があるでしょうし、それについて私の意見をここで述べることは控えます。

しかし、その後の学校側の対応については、この動画で述べられていることが本当であれば、問題があるように思えます。

この件について八代市の教育委員会にも話をされたとのことですが、大きな改善は見られなかったそうです。

 ほとんどの学習塾は、生徒さん達が通う学校と何も無いのに好んで対決姿勢を取ることをしません。

何かあれば協力しようと考えている塾がほとんどでしょう。

今回のようなことが繰り返し起きないよう願っています。

  先週、東大に現役で進学した卒塾生が来館してくれました。

今は大学3年生で、週に1回だけ家庭教師をしているそうです。

卒塾生が教えているのは私立の中高一貫女子校に通う中3生で、鉄緑会にも通っているそうです。

鉄緑会は、東大理Ⅲに多くの合格者を輩出している超有名進学塾です。

私立の中高一貫に通いながら超有名進学塾にも通い、東大生に家庭教師をしてもらう、地方では考えられないくらいに恵まれた環境です。

大都市の中学生・高校生は、そんな恵まれた環境の中で切磋琢磨しながら勉強に取り組んでいます。

 映像授業やオンライン塾などの登場によって、大都市と地方の教育格差は以前と比べて確実に縮まっています。

それでも大都市と地方の教育格差は、依然として存在しています。

教育環境の面で大きなハンディを背負った八代市の中学生・高校生が大学入試で良い結果を出すことは、簡単ではありません。

しかし、そんな中でも東大をはじめとする旧帝大や国立大学医学部に進学する生徒さんが毎年います。

八代市の小学生・中学生・高校生の頑張りに期待しています。

 ウィズ・コロナが進み、新型コロナウイルス発生前の状況に徐々に近づきつつあります。

生徒さん達が通う八代高校でも、今年は体育祭・文化祭が実施されました。

 新型コロナウイルス発生前の状況を取り戻せることは、非常に喜ばしいことです。

しかし、一昨年・昨年と控えめに行われていた部活が制限なく実施されるようになったことで、勉強不足の高1・2生が見られるようになりました。

中には、復習を怠って授業についていけなくなりつつある生徒さんも、見受けられます。

 志望大学進学に必要な学力を身につけられているのであれば、どれだけ部活に打ち込んでも全く問題ありません。

しかし、残念ながら、今のままだと志望大学への進学は難しいと思える生徒さんが、目につくようになっています。

 知学館ゼミナール塾生の多くは、熊本大学やそれと同等レベル以上の国立大学を志望しています。

私立大学を視野に入れている生徒さんも、どこでもよいとかいうわけでは全くなく、国立大学と同等レベル以上を考えています。

大した勉強もしないでそういった大学へ進学できると考えているのであれば、世の中を知らなさすぎです。

 世の中には、「勉強は後からでもできるけれど、部活は今しかできない。」などと無責任なことを言う人がいます。

そんな人は浪人すれば何とかなるとでも思っているのでしょうが、勘違いが過ぎます。

高校で勉強しなかった人が浪人しても、1年や2年で希望が叶うケースは10人に1人もいません。

予備校で毎年何百人もの
浪人生に接していた私は、リアルな現実を熟知しています。

物事を最も柔軟に吸収できる高校生時に勉強を疎かにした人は、後で思ってもみなかった大きな代償を払うことになります。

 大学進学以外にも、道はたくさんあります。

それでも大学進学を選ぶのであれば、胸を張って通える大学に進学して欲しいと心から思っています。

知学館ゼミナールの生徒さんは、それを実現できる資質を全員が持っています。

高1・2塾生の皆さん、今という時間を無駄にしないで頑張ってください。


 ツイッターで、次のつぶやきを見かけました。

『熊本高校も八代高校も近くに数学の専門塾があって、難関大の進学実績に貢献してる。 皆それが分かってるのに、そういう指導に特化した先生達を採用しないから進学実績はどこの進学校でも下がってる。そして定員割れ。 』

これは、熊本の教員の方がつぶやかれたもののようです。

八代高校近くの数学の専門塾、難関大の進学実績に貢献(八代高校の直近5年間での東大現役合格者4名中3名が当塾卒塾生)、これに該当するのは知学館ゼミナールだけなので、上の投稿は当塾のことでしょう。

八代市の小さな個人塾のことなど塾生やその保護者しか知らないと思っていたので、当塾の存在に気づいて上のように言ってくれている人がいることに驚きました。

 上のツイートに出てくる熊本高校近くの数学塾として心当たりがあるのは2つ、そのいずれとも知学館ゼミナールはちょっとした縁があります。

これらの数学塾に、
私も高校生時と予備校生時に通っていたからです。

これらの塾の先生方から大きな影響を受け、私もいつか自分で塾を立ち上げたいと思うようになっていきました。

熊本高校近くの数学塾が難関大学への進学実績に大きく貢献しているのは周知の事実で、そんな塾と当塾を一緒に並べてもらえて光栄です。

 大学卒業後、そのまま塾業界に飛び込んだ私は、有名数学塾、上場大手進学塾、有名予備校などで、高校生・浪人生に数学を教えてきました。

特に熊本高校の生徒さんに教えていた期間が長く、熊本高校とは
自分が高校生の頃も含めると20年近く関わっていました。

 その後、学習環境の面で大きなハンディを抱える地方の生徒さん達の指導に取り組みたいと思うようになり、9年前に八代高校近くで知学館ゼミナールを立ち上げました。

幸いなことに当塾の方針に賛同してくれる八代高校の生徒さんやその保護者の皆さんに出会うことができ、これまで順調に教室を運営できてこれました。

大学合格実績も良好で、東大をはじめとする旧帝大、名古屋大学と宮崎大学の医学部医学科など、国公立大学に60名近い現役合格者を輩出することができました。

地域周辺に少しは貢献できているはずと思っており、それを認めてくれる人がいることをツイッター上のつぶやきで知って嬉しく思いました。

ただし、
知学館ゼミナールに通ってくれた生徒さん全員を志望大学に送り出せたわけではなく、そんな生徒さん達に申し訳なかったなという思いを常に持っています。

 長いこと塾講師を続けていますが、どうすれば生徒さん達の学力をもっと上げることができるか、今も毎日考えて試行錯誤しながら授業をしています。

知学館ゼミナール10年目となる今年も今まで以上に勉強して、通ってくれる生徒さん達の大学進学に貢献したいと思っています。

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