久しぶりに「開塾物語」カテゴリーでの投稿です。
今年3月1日に知学館ゼミナールを立ち上げてから、今日でちょうど半年が過ぎました。
開塾当初、開講予定クラスと問い合わせしてくれた方のニーズが一致しないことの連続で、かなり苦戦しました。
しかし、塾生となってくれた皆さんが知人を紹介してくれたりしたおかげで、勉強に重きを置く生徒さん達が徐々に来てくれるようになりました。
そのため、何とか7月に赤字から黒字に転換できました。
黒字になったと言っても、楽観できる状況では全くありません。
しかし、八代高校にも「勉強したい!」と思っている生徒さん達が少なからず居ると分かったので、希望をもって楽しく授業をすることが出来ています。
開業物語というカテゴリーは、「後に続く人達の参考にでもなれば嬉しいな!」と思って作りました。
しかし、いつまでも開業気分でいるわけにはいきません。
開業してから半年という区切りのよい時期でもあるので、今回で「開業物語」カテゴリー終了とします。
地方の高校生の知的好奇心に応えていくため、これからも頑張って知学館ゼミナールを存続させ続けようと思っています。
カテゴリ: 開塾物語
期間限定の個別指導
知学館ゼミナールは、少人数制の集団授業で指導しています。
受講者が切磋琢磨することで生まれる緊張感が、受講者全体の勉強に対する意欲を高めるからです。
しかし、開業して間もないために開講できていないクラスもあります。
一方、個別指導は受講者のニーズにきめ細やかに応じられるという利点があります。
そこで、授業を実施していない時間帯等を利用して、期間・人数限定で個別指導希望者を募集してみようかな?と考えています。
基本重視の「根底からわかる授業」個別指導バージョン編ですね(笑)。
料金に関しては、期間限定での特別企画なので受講しやすい設定とするつもりです。
具体的には、フランチャイズ個別指導塾並みの料金設定を考えています。
高校数学に対して明らかに見識不足と思える講師が指導に当たっている例も多く見受けられる現実からすると、生徒さんにとっても悪くない話だと思います。
入会金等も頂かない予定です。
開塾して間もない今だからこそ可能な企画です(笑)!
とりあえず6月~7月あたりの実施を検討しています。
実施すると決めた場合は、このブログで案内します。
週2回授業の効用
たった今、高2アドバンスクラス1学期1回目の記念すべき授業が終わりました。
このクラスの受講者は皆が高い目標を持っており、学校における数学の成績も良いようです。
今日の内容は、春期講習会で扱った数Ⅱ「図形と方程式」の続きでした。
しばらく時間が空いたので、基本事項を確認した後に、これまでの内容に関する問題演習を行いました。
数学の場合は内容を理解するだけでは不十分で、問題を解けるようにまでする必要があります。
「問題を解ける人」と「問題を解けない人」の間には、非常に大きな学力差が存在します。
そこそこの問題を解けるレベルにまでなるには、
「手と頭と多くの時間を使って実際に問題を解く」
という地道な作業を継続するしか方法はありません。
知学館ゼミナール高1・2クラスは原則週2回の授業なので、実際に問題を解いてもらう時間を確保できます。
出来るだけ問題演習時間を確保して、「解く力の養成」にも力を入れていこうと考えています。
今日から1学期授業開始
知学館ゼミナールの1学期通常授業がスタートしました。
記念すべき初の通常授業は、高3スタンダードクラスでした。
開塾から間もないために生徒さんが多くなく、そのために苦手な所を重点的に指導したり授業中に質問に答えたりしながらのフレキシブルな授業となりました。
一度に100名近い生徒さんを教えることもあった予備校での授業も非常にエキサイティングで楽しかったのですが、今日のような少人数のアットホームな授業も本当に楽しいものです。
高3の今の時期は穴だらけというのが普通なので、高3スタンダードクラスでは1学期に各単元の根底をなす基本事項や重要テーマを講義して穴をつぶしていきます。
この作業なしに2学期以降の成績上昇などありえません。
受講している生徒さんが熱心で理解力もあるので、数学の成績が上がり始めるのにあまり時間を要しないと思っています。
プロジェクター
「プロジェクターを授業で使いたい!」と以前から考えており、黒板もプロジェクター用スクリーンを置けるように設置しています。
プロジェクターがあれば何かと工夫をでき、授業の幅が広がると思ったからです。
プロジェクターには映し出す映像の横と縦の比が4:3と16:10の2つがあり、値段は両者とも大して変わりません。
私的には、プレゼンなどで多く使われる4:3の方が縦を有効に使えて良いように思います。
しかし、プロジェクターと連動させるパソコン画面は16:10が主流となってきており、プロジェクター用に使おうと思っているノートパソコンも16:10です。
そのため、今後のことを考えると16:10の方が良いようにも思えます。
なるべく早くプロジェクターを導入して、生徒さんの実力を少しでもアップさせられるように進化していきたいと考えています。